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ファイアウォールの設定


アウトバウンドの設定

エージェントは、インターネットに向けに、ターゲットへのプロービングトラフィックやSEIコントローラへのトラフィックを送信します。

エージェントをデプロイする前に、ファイアウォールのアウトバウンドの設定を確認してください。以下の場合、ファイアウォールを設定します:

  • エージェントがインターネット上のターゲットをプロービングする場合
  • ファイアウォールによて、一般的なアウトバウンドインターネットアクセスが制限している場合
アウトバウンドの設定
プロトコル ポート 宛先 方向 目的
プロービングデータ: エージェントがファイアウォール外のターゲットへプロービングするために必要
TCP 80/443 設定されたHTTP(S)ターゲット アウトバウンド HTTP(S) ターゲットアドレス
TCP 設定済みのスピードテストポート(デフォルト8080) 設定済みのスピードテストターゲット アウトバウンド スピードテストターゲットのアドレス
ICMP - 設定された ICMPターゲット アウトバウンド
  • IデフォルトおよびカスタムターゲットへのICMPプローブ
  • 外部サーバーからのICMP Time Exceededメッセージは、パストレース用のファイアウォールでブロックされない必要があります。
UDP 設定された UDP ポート (デフォルトは 5001) 設定された UDP ターゲット アウトバウンド UDPターゲットアドレス
UDP ポートの設定(マネージドUDPターゲットはデフォルト値:5001、その他のUDPポート:33434) パスディスカバリーが有効なUDP/ICMPターゲット アウトバウンド LinuxとMac OSでのパスディスカバリー(エージェントがトレースルートコマンドを実行するWindows OSではICMPのみ使用される)
コントローラートラフィック: エージェントがSEIコントローラーに接続するために必要
TCP 443 *.edgelq.com アウトバウンド SEIコントローラへのアクセス(HTTPプロキシが設定されている場合は、HTTP2をサポートする必要があります。)
UDP 53 DNSサーバーIP アウトバウンド DNSルックアップ
UDP 3478, 19302 * アウトバウンド STUNサーバー - パブリックIPアドレスを決定するために使用されます。


インバウンドの設定

スタティックエージェントとクラウドエージェントは、オプションで他のエージェントからのインバウンドプロービングに応答する “マネージドターゲット” として設定することができます。この場合、エージェントは外部からのプロービングトラフィックに応答する必要があります。

  • マネージドターゲットエージェントはNAT環境下での利用をサポートしていません。
  • 宛先の “マネージドターゲット” エージェントがファイアウォールまたはNAT環境下にある場合、エージェントから送られてきたプロービングパケットは、ファイアウォールまたはNATによりエージェントのプライベートIPに適切にルーティングされる必要があります。。
  • インバウンドのプロービングトラフィックをマネージドターゲットにルーティングするようにファイアウォールを設定した後、インバウンドのポリシーを設定します。
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インバウンドの設定
プロトコル ポート 送信元IP 方向 目的
エージェントが他のエージェントからのインバウンド・プロービングに応答するために必要。
TCP 80/443 * またはプロービングを行うエージェントの送信元アドレス インバウンド HTTP(S) ターゲット
TCP 設定済みのスピードテストポート(デフォルト8080) * またはプロービングを行うエージェントの送信元アドレス インバウンド スピードテストターゲットのアドレス
ICMP - * またはプロービングを行うエージェントの送信元アドレス インバウンド ICMPターゲット
UDP 設定済みの UDPポート (デフォルト値 5001) * またはプロービングを行うエージェントの送信元アドレス インバウンド UDPターゲット
UDP 設定済みの UDPポート (デフォルト値 5001) * またはプロービングを行うエージェントの送信元アドレス インバウンド エージェントが、スタティックエージェント、クラウドエージェント、および macOS 用モバイルエージェントからのパスディスカバリーに応答できるようにします。Windows用モバイルエージェントは、ICMPを使用してtracertコマンドを実行します。


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