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エージェント


本機能におけるユーザーのロール

管理者 共同管理者 アセットマネージャー 閲覧者
エージェント 閲覧
追加
編集   (エージェント名の変更は不可)
削除


エージェントの概要

  • エージェントページには、エージェントの作成、コンフィグレーション、および管理を可能にする多くの機能が用意されています。
  • グループ、タグ、高度な検索、フィルターオプションにより、あらゆる規模の展開で関連するエージェントを簡単に見つけることができます。
  • 一括操作でエージェントの追加、設定、編集することにより、デプロイメントとエージェント管理が高速化されます。
  • 各エージェントページでのデータ視覚化により、現在および時系列のモニタリングメトリクスとオンデマンド速度テストの堅牢なデータの視覚化が可能です。
  • 以下の記事では、利用可能なエージェント機能について説明します。

エージェントリスト

このテーブルでは、アクティブされたエージェントのステータスを示します。

アクティブされたエージェント

1. ページタブ - アクティブエージェント、保留中のエージェント、およびエージェントグループを表示します。

2. 情報パネル - パネルには、アクティブエージェント、オンラインエージェント、オフラインエージェント、およびエージェントタイプの現在の数が要約されます。

3. 日付セレクター - 各行の接続性グラフィックの日付範囲を設定します。エージェントテーブルの日付範囲は、デフォルトで過去48時間です。

4. エージェントの追加ボタン - クリックして、エージェントの追加モーダルを開きます。こちらエージェントの追加をご参照ください。

5. 検索とフィルター

検索 - アイコンをクリックしてテキスト検索を展開し、さまざまなエージェント属性でエージェントをすばやく検索します。

  • テキスト検索は、部分一致とファジーロジックに対応します
  • クエリは1つのテキスト検索に限定されます。フィルタを使用して複数の属性を組み合わせてください
  • テキスト検索を1つまたはそれ以上のフィルターと組み合わせて and ステートメントのクエリを作成できます
    • 例: 検索とフィルターを組み合わせて、「ドイツのすべてのオンラインWindowsエージェント」で実行すると、
検索可能なエージェントの属性
属性            使い方のヒント           
位置            - エージェントのプライマリーローケーション
- エージェントの住所の任意の部分(ストリートの名前や郡など)による検索
- 緯度/経度で検索できません。エージェントの位置から最も近い住所が緯度/経度として入力されます
エージェントID      - エージェントIDは、エージェントのユニークな識別子です 
- 6桁の英数字の文字列、小文字とハイフンでつながれたエージェント名の形式:「vlan-infra-monitor-agent-rtph29」識別子の文字列はすべてまたは一部で検索可能
ISP           - エージェントによって報告された最後のISPによる検索
ASN番号          - 検索には「AS」と部分番号を含める必要があります
- 例:AS8075 と AS8 は検索可能ですが、8075 は検索できません
連絡先メールアドレス    - メールアドレスの全部または一部による検索が可能です
- メールのドメインによる検索は、組織内の複数ユーザーが所有するエージェントを見つけるのに有効です 
- 完全一致のフィルターにも対応  
連絡先名          - 連絡先のフルネームまたは一部で検索
- 連絡先メールとは異なり、新しいエージェントを追加するときに名前は必要ありません。
- 連絡先名検索でエージェントが見つからない場合は、メールアドレスで検索してください
グループ          - グループ名の全部または一部で検索
- フィルタを使って複数のグループからエージェントを見つけ出します
ホストデバイスのメーカー - 「Dell」、「Cisco」、「Apple」、「Juniper」などのデバイスメーカーで検索 
ホストデバイスのモデル   - デバイスモデルによる検索: 「Latitude」、「C9300L」、「Microsoft Virtual Machine」、「Raspberry Pi4」など
ホスト名         - ホストデバイス名またはその一部で検索
ローカルIP (v4またはv6) - ローカルIPまたはその一部による検索
- 部分検索は、同じIPアドレスのエージェントを見つけ出すのに有効です
OS             - Linux、Windows、Mac、または EdgeLQ で検索
- LinuxおよびEdgeLQは、EdgeLQ OSを実行しているホスト上のクラウドエージェントとスタティックエージェントを割り出します
- アプリケーション・ホスティングデバイス上で、Dockerコンテナーとして実行中のスタティックエージェントは、ホストOSを割り出さずかつOSで検索できません 
- フィルタを使って、複数のOSからエージェントを割り出してください
パブリックIP (v4 または v6) - パブリックIPまたはその一部で検索 - 部分検索は、同じIPアドレスのエージェントを見つけ出すのに有効です
シリアルナンバー      - エージェントから割り出されたホストデバイスのシリアル番号
- フィルターを使って複数のタグからエージェントを検索
タグ           - タグの名前
- フィルターを使用して複数のタグからエージェントを検索
タイプ          - クラウドエージェント、モバイルエージェント、スタティックエージェントを検索
- フィルターを使用して複数タイプのエージェントを検索
バージョン        - 「v3.0.1」などのエージェントソフトウェアのバージョン番号。
- ソフトウェアのアップグレードが必要な古いエージェントを見つけるのに有効です。フィルターは完全一致検索に対応します。バージョンのフィルターを使って複数のソフトウェアリリースからエージェントを検索できます
- 例: グループ名とバージョンフィルターを組み合わせて、古いソフトウェアを含むグループ内のすべてのエージェントを割り出します


フィルタ - アイコンをクリックしてフィルターを使用してください。複数フィルターで and ステートメントを作成できます。

フィルターキー   オペレーター フィルターオプション 使い方のヒント
メールアドレス  等しい テキスト(完全一致)   正確なメールアドレスが不明な場合は、テキスト検索を使用してください
有効化 等しい True, False
(単一選択)
- テキスト検索と他の有効なフィルターを組み合わせて、有効/無効にするエージェントのリストを作成します。
- 1つのエージェントにチェックを入れて、一括編集フッターを開きます
- 一括編集で [すべてを選択] にチェックを入れます - 選択したすべてのエージェントを有効/無効にします
グループ 含む グループリスト
(複数選択)
- グループでフィルタリング
- 「グループが割り当てられていません」でフィルタリングして、グループ化されていないエージェントを見つけ出し、編集します
名前 等しい テキスト
(完全一致)
正確な名前のスペルがわからない場合は、テキスト検索を使用してください
オン/オフ 等しい オンラインエージェント、オフラインエージェント
(単一選択)
「オフラインのエージェント」でフィルタリングして、現在オフライン中のエージェントをすばやく特定します
OS 含む Linux, macOS, Windows
(複数選択)
LinuxおよびEdgeLQは、EdgeLQOSを実行しているホスト上のクラウドエージェントとスタティックエージェントを割り出します
- アプリケーション・ホスティングデバイス上で実行中のスタティックエージェントは、OSによるフィルタリングはできません
macOSとWindowsフィルタはモバイルエージェントを返します 
シリアル番号 等しい テキスト
(完全一致)
ホストのシリアル番号によるエージェント検索は、異なるホストデバイスの命名規則を使用するシステムから報告された問題のトラブルシューティングに役立ちます。
タグ いずれ含む タグリスト
(複数選択)
エージェントに割り当てられたタグによるフィルタリング 
ターゲットのICMP有効化 等しい True
(単一選択)
ICMPマネージドターゲットのみを返すか、または速度テストとUDPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
ターゲットの速度テスト有効化 等しい True
(単一選択)
速度テストマネージドターゲットのみを返すか、またはICMPとUDPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
ターゲットのUDP有効化 等しい True
(単一選択)
UDPマネージドターゲットのみを返すか、または速度テストとICMPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
タイプ 等しい クラウドエージェント、モバイルエージェント、スタティックエージェント
(複数選択)
エージェントによるフィルタリングは、次のような固有のエージェントタイプを必要とするネットワークセグメントを表示する場合に便利です。例えば:
- クラウドエージェントを使用したパブリッククラウド環境
- モバイルエージェントに依存するリモートワーカーのPC
バージョン 等しい テキスト 
(完全一致)
エージェントソフトウェアのバージョンによるエージェントのフィルタリングは、古いソフトウェアを実行しているエージェントを見つけるのに便利です。


6. ページネーション

  • テーブルは1ページあたり最大100行まで表示します。
  • ページネーションのコントロールは、テーブル内の項目合計数を表示します。
  • フィルタリングとソーティングによって、カウントが変化します。
  • ドロップダウンメニューでテーブルの表示数を変更することができます。デフォルトでは25項目が表示されます。
  • 右矢印で次のページに進み、左矢印で前のページに戻ることができます。
  • ページの進みと戻りは、ページのリスエストが読み込まれて表示されるまで、ページ送りは無効です。

7. テーブルの並べ替え

  • テーブルの列のうち、名前とグループはソート可能です。
  • テーブルは Unicode 値でソートされ、昇順 (A から Z) で表示されます。
  • 名前またはグループ列のラベルをクリックすることで、ソートの順序を変更することができます。
  • ソートする際は、テーブルの列のラベルに矢印マークが現れます。
    • テーブルが昇順にソートされていることを示します。
    • テーブルが降順でソートされていることを示します。
  • テーブルソートは検索APIの機能です。 - ラベルをクリックすることで、ページ分割された結果を昇順または降順で返すリクエストがサーバーに送信されます。 - ページネーションを次に進めると、指定された順序で次のページが読み込まれます。 - ソートの順序を変更しても、どのレベルのページネーションでも逆の順序、またはそのままの順序のページネーションが表示されます。 - 例: テーブルに675個の項目があると仮定します。25項目が英語のアルファベットの各文字で始まり、表は1ページに24個の項目を表示するように設定されています。 - テーブルは頭文字Aで始まる25項目が昇順で表示されます。 - 次のページに進むと、頭文字Bで始まる項目26〜50が表示されます。 - 2ページ目のソート順を変更すると、Yで始まる項目626〜650が表示されます。
  • 一部のUnicodeの特殊文字をサポートしていません。もし「①」(U+2460)などの特殊文字を使って、正しい順序が表示されない場合は、特殊文字を「1」など一般的な文字に置き換えてください。

8. テーブルのエクスポートとカスタマイズ

  • テーブルのエクスポート:
    •  アイコンをクリックし、エージェントレコードを.CSVまたは.JSON形式でエクスポート
    • 各エクスポートは、エージェントテーブルページに表示されるエージェントを出力します — エクスポートごとに最大100エージェント
    • ページ区切りの矢印を使用して、エクスポート用の追加テーブルページを読み込みます
    • 生のAPI値がエクスポートされるため、ダッシュボードに表示される平易なラベルや値とは異なる場合があります
  • テーブルのカラムをカスタマイズ:
    • アイコンをクリックして、テーブルカラムを追加または削除します
    • テーブルのカスタマイズはWebブラウザのローカルメモリに保存され、他のユーザーのビューは変更されません。
    • ブラウザのキャッシュをクリアするか、別のブラウザを使用することで、デフォルトのテーブルカラムと幅にリセットされます
  • テーブルのカスタマイズについては、エージェントのロケーションをテーブルに追加する以下の例で説明します

    1. アイコンをクリックして、テーブル・カスタマイズ・モーダルを開く
    2. 左側の「表示するカラムを選択」 パネルからエージェントの属性を見つける
      • この例では、属性は次の通り: Spec > primaryLocation > Address > StretAddress
    3. ラベルをクリックして、右側の「テーブルカラムの表示」パネルに追加する
      • 新しいカラム・ラベルがリストの最後に追加される
      • パネルの上下はテーブルの左右に相当する
    4. ドラッグして並べ替えるか、 をクリックして、アクションメニューを開く
      • 削除 をクリックして、テーブルからカラムを削除する
    5. リネーム(名前変更)することで、APIラベルの簡素化が可能
      • この例では、StreetAddressがAPIによって返される属性ラベル。カラムラベルを「ロケーション」に簡略化することで、テーブルが読みやすくなる可能性がある
      • 編集 をクリックして、カラムの表示名を変更する
      • 新しいカラム名を入力し、キーボードのEnterキーをクリックしてから、保存をクリックする
    6. 必要に応じてカラムのサイズを変更
      • 新しい列カラムを追加すると、カラムのサイズが自動的に最小幅に変更される
      • カラムラベルの右側にカーソルを合わせて、非表示のカラム境界線を表示し、ドラッグでサイズを変更する
    7. 「StreetAddress」カラムがテーブルに追加され、「ロケーション」に名前変更された。テーブルのセルは、カーソルを合わせる際自動的に展開され、すべてのコンテンツが表示される
    8. テーブルが更新され、「最適な」カラムの幅
      • テーブルをカスタマイズすることで、最初のカラム2つが広くなることにご留意ください
      • これはテーブルコンポーネントの制限によるもので、今後のアップデートで解決される予定
      • モーダルの下部にある「カラム幅をリセット」ボタンをクリックして、デフォルトのカラム幅に戻すことができる

9. エージェントレコード一覧

エージェント役割
カラム                表示値              
  エージェントを選択して一括編集するためのチェックボックス
オン/オフ オンラインエージェント – エージェントがコントローラに正常に接続されました
オフライン エージェント – エージェントがコントローラに接続されていません
名前 - エージェントの表示名のリンク
- エージェントレコードをクリックして、エージェントに関するメトリクスと情報を表示します
グループ                エージェントに割り当てられたグループ
タグ                 エージェントに割り当てられたタグ
シリアルナンバー            - スタティックエージェントまたはモバイルエージェントのホストデバイスのシリアル番号
- クラウドエージェントのVMシリアル番号
コネクティビティ - コネクティブティグラフィックは、日付セレクターに表示されたエージェントの接続日を表示します
- 緑はエージェントがオンラインだったことを示します
- 赤はスタティック、クラウドエージェントが切断されたことを示します
- グレーはモバイルエージェントが切断されたことを示します。ホストPCが使用されていないときはオフラインになることが予想されるため、グレーはモバイルエージェントに使用されます。
色付きのセクションにカーソルを合わせると、エージェントが接続されていた時間、または接続の問題が発生した時間が表示されます。
有効化                エージェントを有効化、 エージェントを無効化
- エージェントを有効から無効に切り替えます
- 一括編集を使用して複数のエージェントを有効/無効にします
- このアクションはエージェントページとエージェント編集モーダルでも利用できます
タイプ エージェントのタイプ – クラウドエージェント、モバイルエージェント、またはスタティックエージェント
ターゲットプロトコル         - マネージドターゲットエージェントに対して有効化されたターゲットプロトコル
- マネージドターゲットは、ICMP、UDP、および/またはスピードテストターゲットプロトコルに対応します
- ターゲット機能が有効化されたスタティックおよびクラウドエージェントは、マネージドターゲットエージェントになります
パブリックIP (v4/v6)        - エージェントによって割り出された最後のパブリックIP
- エージェントのパブリックIPv4アドレスを表示します。IPv6は可能な場合に表示されます。
- 無効なエージェントのパブリックIPは表示されません
ローカルIP (v4/v6) - エージェントによって割り出された最後のローカルIP
- エージェントのローカルIPv4アドレスを表示します。IPv6は可能な場合に表示されます。
- 無効なエージェントの外部 IPは表示されません
位置                 - エージェントのプライマリーロケーション
- 住所の全部または一部が表示されます
- エージェントの位置から最も近い住所が緯度/経度として入力されます 
アクション              アイコンでアクションメニューを開きます
編集 アイコンで編集モーダルを開きます
削除 アイコンで削除の確認モーダルを開きます


10. エージェントセレクターと、アクティブおよび保留中のエージェントテーブルの一括編集

  • エージェントリストを検索またはフィルタリングして、1つまたはそれ以上のエージェントのステータスとプロパティを編集します
  • チェックボックスをクリックして特定のエージェントを選択するか、すべて選択を選んでテーブルに表示されているすべてのエージェントを編集または削除します
  • フッターメニューから一括編集オプションを選択します。
    • エージェントを有効または無効化します。
    • エージェントを削除します。
    • エージェントタグを追加します。
    • エージェントタグを削除します。これにより、選択したエージェントからタグが削除されます。タグが削除され、どのエージェントにも割り当てられなくなりました。
    • グループを更新します。グループからエージェントを追加、変更、または削除します。
    • 一括編集は選択したエージェントのエージェント編集モーダルが開きます。エージェントのさまざまな属性を編集する場合は、この方法を使用します。
  • エージェントの削除
    • 一度削除されたエージェントは、それと関連するすべてのデータは永久的に削除され、復元できません。
    • エージェント削除モーダルでは、削除するエージェントの数を入力して、承認ボタンを押下する必要があります。
    • エージェントは、管理者、共同管理者、およびアセットマネジャーの権限を持つユーザーが削除できます。ユーザーの役割と権限の詳細については、ユーザー管理 を参照してください


保留中のエージェント

1. 情報パネル- パネルには、現在保留中のエージェントの数、過去7日間に作成された新しいエージェント、保留中のエージェントの数がエージェントタイプ別に要約されます。

2. エージェントの追加ボタン - クリックしてエージェントの追加モーダルを開きます。

3. 検索とフィルター - エージェントをテキスト検索またはグループ、タグ、OS、オンライン/オフラインなどのコンテキストフィルターでフィルタリングします。

フィルターキー オペレーター フィルタオプション 使い方のヒント
アクティベーションステータス 等しい 非アクティブ、招待保留中 保留中のエージェントはすべて非アクティブ
- メールで送信された個別トークンでアクティベーションする保留中のエージェントは、招待保留中としてマークされます
- このフィルターを使って、アクティベーションのステータスを表示または除外します
メールアドレス 等しい テキスト
(完全一致)
正確なメールアドレスが不明な場合は、テキスト検索を使用してください
グループ 含む グループリスト
(複数選択)
- グループでフィルタリング
- 「グループが割り当てられていません」でフィルタリングして、グループ化されていないエージェントを見つけて編集します
名前 等しい テキスト
(完全一致)
正確な名前のスペルがわからない場合は、テキスト検索を使用してください
タグ いずれを含む タグリスト
(複数選択)
エージェントに割り当てられたタグによるフィルタリング 
ターゲットのICMP有効化 等しい True
(単一選択)
ICMPマネージドターゲットのみを返すか、または速度テストとUDPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
ターゲットの速度テスト有効化 等しい True
(単一選択)
 速度テストマネージドターゲットのみを返すか、またはICMPとUDPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
ターゲットのUDP有効化 等しい True
(単一選択)
UDPマネージドターゲットのみを返すか、または速度テストとICMPターゲットフィルタと組み合わせてすべてのマネージドターゲットを表示します。
タイプ 等しい クラウドエージェント、モバイル エージェント、スタティックエージェント
(複数選択)
エージェントによるフィルタリングは、次のような固有のエージェントタイプを必要とするネットワークセグメントを表示する場合に便利です。例えば:
- クラウドエージェントを使用したパブリッククラウド環境
- モバイルエージェントに依存するリモートワーカーのPC 


4. ページ区切り- テーブルは1ページあたり最大100行まで対応します

5. テーブルのエクスポートとカスタマイズ

6. エージェントレコード - 個別のアクティベーショントークンは、保留中のエージェントテーブルに表示されます。カーソルを合わせて表示およびコピーします。共有トークンがアプリケーションに表示されることはありません。

7. エージェントセレクターと、アクティブおよび保留中のエージェントテーブルの一括編集

  • エージェントリストを検索またはフィルタリングして、1つまたはそれ以上のエージェントのステータスとプロパティを編集します
  • チェックボックスをクリックして特定のエージェントを選択するか、すべて選択を選んでテーブルに表示されているすべてのエージェントを編集または削除します
  • フッターメニューから一括編集オプションを選択します。
    • エージェントを有効または無効化します。
    • エージェントを削除します。
    • エージェントタグを追加します。
    • エージェントタグを削除します。これにより、選択したエージェントからタグが削除されます。タグが削除され、どのエージェントにも割り当てられなくなりました。
    • グループを更新します。グループからエージェントを追加、変更、または削除します。
    • 一括編集は選択したエージェントのエージェント編集モーダルが開きます。エージェントのさまざまな属性を編集する場合は、この方法を使用します。


カラム                表示値              
  エージェントを選択して一括編集するためのチェックボックス
名前 エージェントの表示名
名前をクリックして、エージェントの詳細を表示します
エージェントのページに移動後、エージェントページ ページにアクセスしてください
保留中のエージェントのメトリクスは利用できません
グループ エージェントに割り当てられたグループの名前
タグ エージェントに割り当てられたタグ
タイプ クラウド エージェント、モバイル エージェント、スタティックエージェント
アクティベーション方法 エージェントのアクティベーション方法
- さまざまなエージェントタイプのアクティベーション方法に対応できます。
- スタティックエージェントは共有トークン、個別トークン、シリアル番号、またはセルフアクティベーションに対応します
- クラウドおよびモバイルエージェントは、共有トークンおよび個別トークンのアクティベーションに対応します
- エージェントのアクティベーション方法についてご参照ください
アクセストークン            個別のアクティベーショントークンは、保留中のエージェントテーブルに表示されます。
- カーソルを合わせて表示およびコピーします。
- セキュリティを確保するために、共有トークンはアプリケーションに表示されません。
住所                エージェントレコードに入力されたプライマリーアドレスまたはフォールバックアドレス。エージェントレコードに緯度と経度を入力すると、最寄りの住所が表示されます。
アクション              アイコンでアクションメニューを開きます
編集 アイコンで編集モーダルを開きます
削除 アイコンで削除の確認モーダルを開きます


エージェントグループ

エージェントグループは、エージェント間の最高レベルの関連付けを提供します。

1. 検索とフィルター

  • テキスト検索を使用してグループを検索してください
  • フィルターは対応していません

2. エージェントグループの作成ボタン

  • クリックしてグループ作成モーダルを開きます
  • グループ名を入力し、保存をクリックしてください
  • 新しいグループは、エージェントの追加およびエージェントの編集モーダルにて利用可能です

3. ページ区切り - テーブルは1ページあたり最大100行まで対応します

4. テーブルのエクスポートとカスタマイズ

5. グループレコード- 個別のアクティベーショントークンは、保留中のエージェントテーブルに表示されます。カーソルを合わせて表示およびコピーします。セキュリティの観点上、共有トークンがアプリケーションに表示されることはありません。

エージェントグループの役割と使用方法

  • エージェントグループを使って、論理的にマッピングしたエージェントのユースケースをモニタリングします。例えば:
    • 地理的位置: 「Warsaw」、「東部地区」、「APAC」
    • サイト名:「Global HQ」、「Data Center 1」、「Manilla Call Center」
    • エージェントのモニタリング実行:「SaaSの可用性」、「リモートワーカー」、「IoTインフラ」
    • ワークグループまたは機能: 「仮想イベント」、「PeopleSoft DBA」、「カスタマーサポート チームA」
    • ホストデバイスの種類: 「クラウドエージェント」、「Ciscoスイッチ」、「Windows PC」
    • 可動的ネットワーク領域: 「アクセススイッチ」、「VPNコンセントレータ」、「WiFiアクセスポイント」
  • 論理的にグループ化されたエージェントは、以下を簡単に実施可能:
    • リスト、マップ、メトリクスをフィルタリングして、意味のあるダッシュボードビューを表示します
    • エージェントをプロービングディストリビューションに割り当てます
      • すべてのグループ内の現在および未来のエージェントが自動的にプロービングディストリビューションに参加します
      • エージェントグループの削除または変更は、プロービングディストリビューションから自動的に削除されます
      • これにより、新しいエージェントがデプロイされるか、古いエージェントが非アクティブ化されるたびにプロービングディストリビューションを手動で更新する手間が省けます
  • エージェントグループとマネージドターゲット
    • エージェントのターゲット機能が有効になっている場合、そのエージェントは他のエージェントのマネージドターゲットになります
    • エージェントと同様に、ターゲットにはターゲットグループと呼ばれるグループがあります
    • マネージドターゲットはエージェントであり、エージェントは自分自身をプローブできないため、マネージドターゲットはエージェントグループを継承します。例えば:
      • エージェントAは「Monitoring Agents」エージェントグループに属しています
      • エージェントAのターゲティング機能が有効になっています
      • エージェントAは、「モニタリングエージェント」ターゲットグループのマネージドターゲットになりました
      • エージェントAのエージェントグループを変更すると、エージェントAのマネージドターゲットのターゲットグループが自動的に変更されます
    • 詳細はマネージドターゲットをご参照ください
カラム      値              
名前      グループの表示名
名前をクリックすると、グループに割り当てられたエージェント別にソートされたアクティブリストが表示されます
エージェント数 グループに割り当てられたエージェントの数
アクション    アイコンでアクションメニューを開きます
- 編集 アイコンで編集モーダルを開きます
- 削除 アイコンで削除の確認モーダルを開きます


エージェントの追加と編集

スタティック、モバイル、およびクラウドエージェントを作成し、必要に応じてターゲット機能を有効にしてください

  • エージェント追加モーダル 
      エージェントページの「+エージェント追加ボタン」をクリックして、新しいエージェントを追加してください。
  • エージェントはフォーム入力による個別追加、またはExcelアップロードで一括追加が可能です。「エージェント追加」フォームフィールドは、エージェントタイプ別に条件付きで表示されます。

エージェントコンフィグレーション

エージェントコンフィグレーションの入力:

  • 名前
    • エージェントの表示名を入力
    • ネットワーク内でのエージェントの役割を論理的に表すエージェント名を選択します。多くの場合、論理的な命名規則には次のものが含まれます。
      • ホストのデバイスIDまたは名前: 「ac-sw01.sv.ntt.lan」および「ac-sw01.sv.ntt.lan」。CiscoアクセススイッチでDockerコンテナとして実行されているスタティックエージェント
      • ホストの場所: 「AWS-us-west-2」 AWSリージョンでVMとして実行されているクラウドエージェント
      • ネットワークにおけるホストの役割: 「アクセススイッチ1」、「アクセススイッチ2」など
    • すべてのエージェントに必要です。
  • グループ
    • ドロップダウンリストから既存のグループを選択します。
    • 新しいグループが必要な場合は、進行中のエージェント作成プロセスを完了してください。次にエージェントページのグループタブで新しいグループを作成します。保留中タブからエージェントを選択します。アクション省略記号をクリックして、エージェント編集モーダルを開き、新しく作成したグループにエージェントを割り当てて保存します。
    • 詳細は エージェントグループの役割と使用方法をご参照ください。
  • タグ
    • ドロップダウンリストから既存のタグを1つ以上選択します。
    • タグ名を入力してリストから検索します。その検索テキストが既存のタグと一致しない場合、新しいタグが作成され、エージェントに割り当てられます。
    • さまざまなタグを作成して、エージェント間の関連付けをさらに作成します。
    • 考え抜かれたタグ付けは、カスタムメトリクスビューの作成、タグ付けされたエージェントをプロービングディストリビューションから自動的に追加または削除したり簡単にできます。
      • サービスインサイト:「SaaSサービス」、「WiFiアクセスポイント」、「Office365の可用性」、「Genesys Cloud API」など
      • 特定のネットワークセグメントまたはホストデバイスの種類: 「スイッチグループ A」、「RaspberryPi4」、「建物: 山口2」など
      • 組織の役割:「Cレベルアクセス」、「仮想イベントインフラ」、「人事」など
  • タイプ
    • エージェントタイプの選択: スタティックエージェント、モバイルエージェント、またはクラウドエージェント
    • コンフィグレーションフィールドは、選択したエージェントタイプによって条件付きで表示されます。
    • 詳細はエージェントタイプをご参照ください。
    • すべてのエージェントに必要です。
  • ターゲットを有効化
    • スタティックおよびクラウドエージェントは、ターゲット機能に対応します。
    • モバイルエージェントはターゲット機能に対応していません。
    • ターゲット機能が有効のスタティックおよびクラウドエージェントは、マネージドターゲットとなり、プロービングディストリビューション に追加できます。
    • 一般的なユースケースは、重要なサービスがホストされているデータセンターまたはパブリッククラウドリージョンに、ターゲット対応のクラウドエージェントをデプロイすることによって、意味のある速度テストを実行することです。
  • IPタイプ
    • 外部IPと内部IPのいずれかを選択します。
    • 外部IPにより、エージェントはネットワーク外のエージェントからのプローブを受け入れることができます。外部IPはデフォルト設定であり、最も一般的な使用例です。
    • ネットワーク内のエージェント間プローブの場合は内部IP。
    • ターゲット対応エージェントのみに必要です。
  • ターゲットプロトコル
    • エージェントが受け入れるターゲットプロトコルを選択します: ICPM、UDP、速度テスト。
    • UDPおよび速度テストにはポート番号が必要です。
    • ターゲット対応エージェントのみに必要です。
  • UDP ポート
    • UDPポートのデフォルトは5001です。
    • 別のポートを使用するように変更します。
    • UDPターゲットプロトコルが選択されているターゲット対応エージェントに必要です。
  • 速度テストポート
    • 速度テストポートのデフォルトは8080です。
    • 必要に応じてポート番号を変更してください。
    • 「速度テスト」ターゲットプロトコルを使用するターゲット対応エージェントに必要です。
  • アクティベーション方法
    • エージェントのアクティベーション方法を選択します。
    • エージェントの種類によって、さまざまなアクティベーション方法に対応します。
      • スタティックエージェントは、共有トークン、個別トークン、シリアル番号、およびセルフアクティベーションに対応します。
      • クラウドエージェントとモバイルエージェントは、共有トークンと個別トークンのアクティベーションに対応します。
    • 詳細はエージェントのアクティベーション方法をご参照ください。
    • すべてのエージェントに必要です。
  • シリアルナンバー
    • シリアル番号でのアクティベートに必要です
    • アクティベートされたエージェントは、ホストデバイスのシリアル番号をコントローラに返します
    • ホストデバイスのシリアル番号がエージェントレコードに入力されたシリアル番号と一致した場合、エージェントはサービスに自動的にオンボードされます。
    • フィールドは個別および共有トークンのアクティベーション方法が使用される場合ロックされます
  • 場所の優先順位
    • エージェントの場所は、IPルックアップによって検出されます。手動で入力したプライマリロケーションを使用して、検出されたロケーションを無効にしたり、ロケーションの検出に失敗した場合のフォールバックロケーションとして使用したりできます。
    • プライマリロケーションは、ロケーションの入力と同じくらい正確であり、スタティックおよびクラウドエージェンを作成する時の場所を把握するのに役に立ちます。
      • 住所の全部を入力した場合、エージェントがストリートレベルのエージェントマップビューに配置されます。
      • ダッシュボードのマップビューは、エージェントを「admin3」市レベルでクラスター化します
      • システムはデータ入力の完全性に基づいてロケーションを処理します。たとえば、都市と郡のみの入力は、住所の全部を入力するよりも精度が低くなります。
      • 緯度/経度の入力も可能で、住所/ローケーションを自動的に表示します。
    • 精度の低い検出されたロケーションは、ロケーションを頻繁に変更するモバイルエージェントに使えます。
      • ロケーション検出は、パブリックIPロケーション検索ライブラリに依存し、理想的ではありません。これを補うため、ロケーションディスカバリは、検出されたロケーションの精度をさまざまな独自の要素によって重みを付けます。システムがエージェントの場所を正確に検出できない場合、ローケーションをエージェントレコードにあるプライマリロケーションにフォールバックします。
    • サービスにおけるエージェントのローケーション検出と保存方法に、優先順位を設定します。
    • 対応可能なロケーションの設定
      • 検出された場所を優先
        • 検出結果が中程度に高い精度のしきい値に満たしている検出された場所
        • それ以外の場合、ローケーションはプライマリローケーションにフォールバックします
      • プライマリロケーションを優先
        • ロケーションディスカバリが入力されたプライマリロケーションとは異なる非常に精度の高いロケーションの値を返さない限り、プライマリロケーションが使用されます。
        • これは、国と都市はわかっているが正確な住所がわからないクラウドエージェントにとって利便性の高いオプションです。郡、国と都市をプライマリ住所として入力し、入力したロケーションより検出されたロケーションの方が精度が高い場合、そちらが使用されます。
      • プライマリロケーションのみを優先
        • ロケーション検出が無効にします。
        • このオプションは、企業のキャンパスやデータセンターなど、ホストデバイスの場所がよく知られており、変更される可能性が低いスタティックエージェントに使用します。
  • プライマリロケーション
    • 住所の一部または全部を入力してください。
    • 緯度/経度が入力でき、エージェント作成時に書き込まれた住所/場所が自動的に反映されます。

エージェントのアクティベーション方法

  • エージェントのデプロイメントとオンボーディングプロセスは、ゼロタッチのプロビジョニングモデルに基づいています。
  • エージェントの種類は異なるアクティベーション方法に対応可能です。
エージェントの詳細
エージェントの種類    対応可能なアクティベーション方法
スタティックエージェント - 個別トークン
- 共有トークン 
- シリアル番号
モバイルエージェント - 個別トークン 
- 共有トークン
クラウドエージェント  - 個別トークン 
- 共有トークン


1. 共有トークン

  • 共有トークンは、複数のオンボードエージェントに単一のトークンを使用するオプションを提供します
  • このアクティペーション方法は、たくさんのエージェントをデプロイする時に役立ちます
    • 共有トークンを使用して、Intuneなどのエンドポイントモバイル管理システムを持つモバイルエージェントにデプロイします。
  • セキュリティ確保のため、共有トークンはアプリケーションに表示されません
  • NTTの担当者に連絡して、共有トークンをリクエストしてください。担当者はNTTと御社の間で確立された安全な通信方法で共有トークンを提供します。

2. 個別トークン

  • エージェントごとのユニークの使い捨てトークン
  • モバイルエージェントの個々のトークン、エージェントのダウンロード手順と一緒にエージェントの連絡先メールに自動送信されます。
  • ユーザーはエージェントをセルフインストールし、ダッシュボードなしで個々のトークンを入力してアクティベートできます。

3. シリアル番号

  • シリアル番号のアクティベーションは、既知のシリアル番号を持つハードウェアにデプロイされたオンボーディングエージェントに使用されます。
  • エージェントレコードが作成されると、ホストデバイスのシリアル番号が追加されます。
  • アクティベートされたエージェントは、ホストデバイスのシリアル番号をコントローラに返します。
  • エージェントは、ホストデバイスのシリアル番号がエージェントレコードに入力されたシリアル番号と一致した場合、サービスに自動的にオンボードされます。
  • シリアル番号は編集可能です。

エージェントの編集

次の方法を使用して、1つまたはそれ以上のエージェントを編集/削除します。

1. エージェントセレクターとアクティブおよび保留中のエージェントテーブルの一括編集

  • エージェントリストを検索またはフィルタリングして、1つ以上のエージェントのステータスとプロパティを編集します
  • チェックボックスをクリックして特定のエージェントを選択するか、「すべて選択」を選択してテーブル内の表示可能なすべてのエージェントを編集または削除します。
  • フッターメニューから一括編集オプションを選択します。
    • エージェントを有効または無効にします。
    • エージェントを削除します。
    • エージェントタグを追加します。
    • エージェントタグを削除します。これにより、選択したエージェントからタグが削除されます。タグが削除され、エージェントに割り当てられなくなりました。
    • グループを更新します。グループからエージェントを追加、変更、または削除
    • 一括編集では、選択したエージェントの編集エージェントモーダルが開きます。選択したエージェントのさまざまなエージェント属性を編集する場合は、この方法を使ってください。

2. アクティブおよび保留中のエージェントテーブル行のアクション省略記号

  • 鉛筆アイコンをクリックして、編集モーダルを開きます。
  • ゴミ箱アイコンをクリックして、エージェントを削除します。

3. エージェントページ

  • エージェントページのエージェントタブに移動する
  • 鉛筆アイコンをクリックして、編集モーダルを開きます。
  • ゴミ箱アイコンをクリックして、エージェントを削除します。

エージェント編集モーダルは、選択したエージェントの全てのエージェントコンフィグレーションが表示されます。


エージェントページとメトリクス

各エージェントには、データの視覚化とエージェントに関する情報を提供する専用ページがあります。次の方法でエージェントページにアクセスします:

  • ダッシュボードのヒートマップ:
    • ヒートマップでエージェント名をクリックします。エージェンページには、モニタリング対象のすべてのターゲットのメトリクスが表示されます。
    • ヒートマップのエージェントターゲットセルをクリックします。エージェントページには、そのターゲットのメトリクスが表示されます。
  • エージェントリスト:
    • テーブルの行にあるエージェント名をクリックします。エージェントページには、モニタリング対象のすべてのターゲットのメトリクスが表示されます。
  • プロービングディストリビューション:
    • エージェントリストでエージェント名をクリックします。エージェントページには、プローブディストリビューション内のすべてのターゲットのメトリクスが表示されます。
    • ヒートマップでエージェント名をクリックします。エージェントページに、プローブディストリビューション内のすべてのターゲットのメトリクスが表示されます。
    • ヒートマップのエージェントターゲットセルをクリックします。エージェントページに、そのターゲットのメトリクスが表示されます。

メトリクスタブ

メトリクスタブには、エージェントで使用可能なすべてのメトリクスが表示されます。指標には、次の3種類のデータが反映されます。

  • 現在のメトリクス
  • 時系列データ
  • オンデマンド データ

各メトリクスの詳細については、「メトリクス」 の記事を参照してください。

現在のメトリクス

  • 最後にレポートされた、エージェントからターゲットまでのICMPおよびUDPレイテンシー、ジッター、およびロスの値を表示します。
  • HTTPおよび速度テストのターゲットでは、ロスは利用できません。
  • メトリクスは、時系列データベースで60秒ごとに更新されます。すべてのエージェントデータがデータベースに書き込まれるまでに最大2分かかる場合があります。
  • 棒グラフに表示される現在のメトリクスは、過去60秒から120秒のものです。
  • グラフにカーソルを合わせると、データの値と日時が表示されます。
  • 更新をクリックして、現在のメトリクスの棒グラフを更新してください。

時系列データ

  • モニタリングデータは毎分収集と1か月以上保存されます。
  • 時系列データは、収集された時間の長さに応じて、1分から3時間のアライメント期間の範囲で保存されます。
    • 過去7日間のデータを1分単位で取得できます。
    • データエージェントを使用すると、アライメント期間が長くなります。
    • データは異なるアライメント期間で表示でき、プロットはデフォルトで選択した時間範囲の最適なアライメント期間に設定されます。
    • ページの読み込み速度は、ターゲットの数、時間範囲の長さ、およびアライメント期間の短さの選択でその影響を受けます。
    • ターゲットとユーザーの短いタイムレンジをフィルタリングして、時系列データを1分間のアライメント期間で評価します。
    • 長期間にわたった多数のターゲットを評価する場合は、 時間単位のアライメント期間を使用します。
  • エージェントが1分以上オフラインになると、時系列プロットにギャップが表示されます。その際にプロットラインが接続されているように見える場合は、より短いアライメント期間を選択します。
データ解像度
時間範囲           整列期間         
1時間           1分           
12時間           3分           
1~3日           15分          
3日~1週間         30分          
1~2週間         1時間           
3週間~1ヶ月        3時間          
1ヶ月以上          6時間          


1. レイテンシー

  • レイテンシーはミリ秒単位で測定され、ICMP、HTTP、および UDPの Synthetic テストトラフィックがネットワークを介してエージェントからターゲットに到達するまでにかかる時間です。
  • 遅延が150ミリ秒を超えると、リアルタイム通信 (オーディオおよびビデオ通話) の品質が低下し、アプリケーションの応答が遅くなり、ほとんどのエンドユーザーが気付くようなネットワークの低下が発生します。
  • 低レイテンシーの応答時間に依存するアプリケーションは、高レイテンシーの期間中に使用できなくなる可能性があります
  • エージェントとターゲットの間の距離は、レイテンシーに直接影響します。

2. ジッター

  • レイテンシーのサブセットであるジッターは、エージェントからターゲットへ一貫性のないパケットの到着を測定します。
  • ジッターはすべてのトラフィックに影響しますが、ジッターが高い場合は、オーディオまたはビデオ通話中のエンドユーザが最も顕著になります。

3. ロス

  • プロット上の各ポイントでICMPまたはUDPパケットロスの割合
  • プロット上の各ポイントでの連続パケットロス
  • HTTPおよび速度テストのターゲットは、パケットロスをレポートしません
  • HTTPターゲットのみ選択されている場合、プロットのロスはHTTPメトリックのプロットに置き換えられます
  • HTTPおよびICMPまたはUDPターゲットを選択すると、ロスとHTTPメトリックプロットの両方が表示されます
  • プロットの時間アライメントを確保し、線の色の一貫性を維持するために、すべてのターゲットラベルが各プロットの左側に表示されます
    • 損失プロットのHTTPターゲットラベルでは、プロットラインが表示されません
    • HTTPプロットのICMPターゲットラベルでは、プロットラインが表示されません

HTTPメトリクス

1. HTTPリクエストの応答時間

  • プロット内の任意の場所にカーソルを合わせると、エージェントとターゲット間の各ステップのHTTP Synthetic テストトラフィックの応答コードとリクエスト応答時間が表示されます。
  • メトリックはミリ秒単位で表示されます。
    • HTTPリクエスト応答時間は、すべてのステップの合計時間です。
    • 接続セットアップ時間
      • DNSルックアップ
      • 初期接続
      • SSL
    • リクエスト/レスポンス時間
      • リクエスト送信
      • 待機中 (TTFB)
      • コンテンツのダウンロード
    • 応答コード 2. HTTPの可用性
  • HTTPプローブはロス指標を返しません
  • プロット内のすべてのポイントのHTTP可用性が表示されます
    • 100%のHTTP可用性は、すべてのHTTP Synthetic テストトラフィックがターゲットに到達したことを示します
    • < 100% HTTP可用性は、HTTPトラフィックの低下を示します

コネクティビティ

コネクティブティグラフィックは、選択した日付範囲のエージェント接続性を示します。

  • 色付きのセクションにカーソルを合わせると、エージェントが接続されていた時間と接続時に問題が発生した時間が表示されます。

  • 緑は、エージェントがオンラインだったことを示します。

  • 赤は、スタティックおよびクラウドエージェントが切断された場合を示します。

  • グレーは、モバイルエージェントが切断されたことを示します。ホストPCが使用されていないときはオフラインになることが予想されるため、グレーはモバイルエージェントに使用されています。


パスディスカバリー

  • パスディスカバリーはプロービングディストリビューション におけるオプションの設定です。
  • 一度有効にすると、エージェントはパス検出のための Synthetic テストトラフィックを送って、エージェントとターゲットの間で使用可能なすべてのパスまたはホップをプローブします。
  • プロットラインをクリックして、各ホップの IP、ASN、ISP、およびレイテンシーを表示します。

  1. タイムスライダー - 各ドットは、ネットワークトポロジの変化を表します。スライダーを使用して、エージェントとターゲットの間のパスが時間の経過とともにどのように変化するかを確認します
  2. ホップ - 検出された各ホップのIP、ISP、ASN、およびレイテンシー
  3. ズーム機能と進捗マップ
    • この例のように、ホップのビジュアルは大きくなることがあります
    • ズーム機能と進捗マップを使用して、ビジュアルと共にナビゲートします
    • ページのスペースを節約するために、ウィンドウは折りたたまれ、より直線的なパスが表示されます。拡大コントロールボタンまたはキーボード/マウスコマンドを使ってビジュアルを高めてください。

速度テスト

  • 1. オンデマンドスピードテスト

  • 1a. 最後の速度テストの結果がドロップダウンに表示されます

  • 1b. ドロップダウンをクリックして、エージェントのすべての有効な速度テストターゲットを表示します

  • 1c. 速度テストのターゲットを選択して  をクリックします

  • 2. ダウンロードとアップロードの速度

    • 速度テストプロービングディストリビューションで一定間隔で設定された過去の速度テストの結果
    • オンデマンド速度テストデータも時系列に追加され、プロットに表示されます


デバイスメトリクス

  • ホストOS上で動くエージェントは、デバイスのメトリクスをレポートします。
    • SPEKTRAエッジおよびEdgeLQ OS用スタティックエージェント
    • Windowsおよび MacOS用モバイルエージェント
  • Dockerコンテナーおよび VMで実行されているエージェントは、ホストからOSレベルのメトリクスをキャプチャできません。
    • Docker 用スタティックエージェント
    • クラウドエージェント
  • 利用可能なメトリクス
    • CPUとメモリ使用量
    • 送信インターフェースロス (TX)
    • 受信インターフェースロス (RX)
    • 送信インターフェースエラー (TX)
    • 受信インターフェースエラー(RX)

Agent Details
メトリック 説明
送信インターフェースロス 送信を妨げるようなエラーが検出されなかったにもかかわらず、破棄された送信パケットの数。このようなパケットを破棄する理由として、バッファスペースを空けるためと考えられます。
受信インターフェースロス エラーが検出されなかったにもかかわらず、上位層プロトコルへの配信を妨げるために破棄された受信パケットの数。このようなパケットを破棄する理由は、バッファスペースを解放するためと考えられます。
送信インターフェースエラー エラーのために破棄された送信パケットの数。この原因となるシナリオとしては、デュプレックスの不一致、CRCの不一致などが考えられます。
受信インターフェースエラー エラーのために破棄された受信パケットの数。これを引き起こす考えられるシナリオとして、デュプレックスの不一致が考えられます。


WiFi信号強度

  • WiFi信号強度は、WiFiアクセスポイントを介してコントローラに接続されているエージェントに対してのみレポートされます。
  • WiFiのSSIDは、位置情報の検出を向上させるために取得されます。


エージェントタブ

各エージェントの概要情報、場所、および接続を表示します

1. エージェントの詳細

エージェントの詳細
属性 利用ノート
エージェント オンラインエージェント オフライン エージェント
有効化 エージェントを有効化, エージェント無効化
名前 エージェントの表示名
エージェントID - エージェントIDは、エージェントのユニークの識別子です
- “vlan-infra-monitor-agent-rtph29”の形式でユニークの6桁の英数字文字列が追加されます
タイプ エージェントの種類: スタティックエージェント、モバイルエージェント、クラウドエージェント
グループ エージェントに割り当てられたエージェントグループ
タグ エージェントに割り当てられたエージェントタグ
パブリックIPv4/IPv6 エージェントによって報告された最後のパブリックIPv4\IPv6アドレス
ローカルIPv4/IPv6 エージェントによって報告された最後のパブリックIPv4\IPv6アドレス
プロキシHTTP(S) エージェントは、OSによって設定されたネットワークプロキシが使用可能な場合に自動的に使用します。 エージェントにプロキシが設定されている場合は、HTTP/HTTPSのIPアドレスが表示されます
プロキシバイパス エージェントにプロキシバイパスが設定されている場合、そのIPアドレスが表示されます。スタティックエージェントのみサポート、モバイルエージェントはサポート対象外です。
ISP エージェントによって報告された最後のASN/ISP
- 「AS3320/ドイツテレコムAG」、「AS4713/NTTコミュニケーションズ株式会社」など
MNO (MCC/MNC) モバイルキャリア名 (MNO)、モバイル国コード (MCC)、およびモバイルネットワークコード (NNC) が表示されます。
- “Verizon | (310/004)”
ホスト名 エージェントから返されたホストデバイス名
デバイス - ホストデバイスのメーカー/ホストデバイスモデル
- 「Cisco/9300L-48P-4x」、 「AppleInc./MacBookPro14,3」など
シリアルナンバー エージェントから返されたホストのシリアル番号
OS - - エージェントによって返されたホストOS 
- モバイルエージェントの場合は「Window」または「macOS」
- 専用ハードウェアで実行されるクラウドエージェントおよびスタティックエージェントの場合は「EdgeLQ OS」。EdgeLQはサービス専用のLinuxOSであり、「0.3.8」はOSのバージョン番号です
- Cisco Catalyst9kシリーズのルーターやスイッチなどのアプリケーションホスティングデバイスでDockerコンテナとして実行されているエージェントのOSはリストされません。
インターフェイス名 インストールされたエージェントが使用するホストインターフェイス名
エージェントのバージョン 「v3.0.1」のような gent ソフトウェアのバージョン番号 
アクティベーション方法 - - エージェントに設定されたアクティベーション方法
- 共有トークン、個別トークン、シリアル番号
アクティベーショントークン - 個々のトークンが表示されます。コピーまたは変更可能
- アクティベーション方法を参照してください
コンタクト - - エージェントレコードに追加された連絡先名
- - 連絡先メールとは異なり、新しいエージェントを追加する場合、名前は必要なく、空白の場合もあります
メール - エージェントレコードに追加された連絡先メール 
- エージェントを作成するにはメールが必要です


2.編集と削除

  • 編集 をクリックして、編集モーダルを開きます
  • 削除 をクリックして削除確認モーダルを開きます
    • 削除されたエージェントと関連するすべてのエージェントデータは永久に削除され、回復することはできません
    • ユーザーはエージェント削除モーダルで削除する前に確認する必要があります
    • エージェントは、管理者、共同管理者、およびアセットマネジャーの権限を持つユーザーが削除できます。ユーザーの役割と権限の詳細については、ユーザー管理を参照してください

3.ロケーション

  • エージェントのアクティブな場所は、マップの配置に使用されます
  • アクティブの位置、位置の設定、代替位置が地図の上に表示されます
  • エージェントのアクティブなロケーションは、IPルックアップによって検出されます
  • エージェントのロケーション設定により、アクティブなロケーションの決定方法が柔軟になります
    • 検出された場所を優先:結果が適度に高い精度のしきい値を満たす場合は、検出された場所を使用します。それ以外の場合、アクティブロケーションはエージェントレコードのプライマリローケーションに代替されます。
    • プライマリロケーションを優先:入力されたプライマリロケーションとは異なる非常に精度の高いロケーションがロケーションディスカバリによって返されない限り、プライマリロケーションが使用されます。
    • プライマリロケーションのみを優先:プライマリロケーションが常に使用され、検出されたロケーションは無視されます

4. コネティブティ

コネティブティグラフィックは、選択した日付範囲のエージェントの接続性を表示します。

  • 色付きのセクションにカーソルを合わせると、エージェントが接続されていた時間、または接続の問題が発生した時間が表示されます

  • 緑はエージェントがオンラインだったことを示します

  • 赤はスタティックとクラウドエージェントが切断されたことを示します

  • グレーはモバイルエージェントが切断されたことを示します。ホストPCが使用されていないときはオフラインになることが予想されるため、グレーはモバイルエージェントに使用されます。



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